カンボジア御影石を使用した洋型墓石への建て替え工事。渋谷区寺院墓地

東京都一円にて、お墓づくりをはじめ、お墓の様々なご要望にご対応しております、一銀（かずぎん）石材の稲田圭二郎と申します。渋谷区の寺院墓地にて、カンボジア御影石を使用した洋型墓石への建て替え工事をさせていただきました！

 

渋谷区寺院墓地　カンボジア御影石  外柵中国御影石

 

お寺のご住職様からのご紹介で、お墓の建て替えをご相談いただきました。墓地でお会いしてお話を伺うと、地震に強い洋型のお墓を建てたいとご希望でした。また、お考えのご予算内で建立するなどご要望をいただいて、図面を作成してご提案し、建立工事をさせていただきました。

 

完成したお墓です。「丘カロート」といって、土台部分がカロート（納骨室）になっている洋型のお墓です。広さは1メートル弱四方とコンパクトです。渋谷区の寺院墓地ではよくある広さで、こちらのお寺様では同じくらいの広さの敷地のこういった丘カロートのお墓がたくさんあります。ご希望通り、地震などの揺れに強い、高さを抑えた洋型墓です。

 

「仁」という言葉はご希望で彫刻しました。三通りほど書体を見ていただいてこちらに決まりました。しっかり深く彫っているので、陰影があって文字も読み取りやすいです。また今回、石塔部分にはカンボジア産の御影石を使用しました。カンボジア産の石を使用したのはまだ今回で数回目ですが、なるべく費用抑えたいという方には費用面を抑えることができますし、石目があまり大きくなく揃っているため、品の良い印象の石です。

 

棹石の左側面は、建立年月と建立者の方のお名前を彫刻しました。仏様のお名前は棹石背面に彫刻しています。納骨の際は、香炉のある場所の下の方、納骨室部分の手前中央にある蓋石を取り外して行います。今は目地を打って仕上げていますが、納骨するときは目地を外して取り外します。

 

お引き渡しとご納骨のお手伝いもさせていただきました。お客様は、とても喜んでくださいました。敷地の広さは変わらないものの、「前のお墓よりも広く感じる」とおっしゃっていただけました。以前よりお参りもしやすくなっていると思いますので、これからも大切にお参りいただければうれしいです。

お墓を建てる時に、「なるべく費用を抑えたい」というご要望は多いです。お墓の費用は、使う石の種類と、使用する量によって違いがあります。そのため、品質の違いなどもご説明した上で石の種類を検討していただいたり、台座の石を少なくしてそれに合った設計・デザインをするなど、使用する石を少なくする工夫をしたりして、ご希望のご予算に合うようにご提案します。ご希望をおっしゃっていただければできる限り叶えられるようにお手伝いしますので、お気軽にご相談ください。