渋谷区代々木八幡宮様にて、八百十年祭の記念碑を茨城県やさと御影石で製作

東京都一円にて、お墓づくりをはじめ、お墓の様々なご要望にご対応しております、一銀(かずぎん)石材の稲田圭二郎と申します。渋谷区代々木八幡宮様にて、八百十年祭の記念碑を茨城県やさと御影石で製作させていただきました。

 

渋谷区代々木八幡宮  八百十年祭 記念碑 茨城県やさと御影石

 

渋谷区の代々木八幡宮様には、以前から時々ご縁をいただいていました。このたび八百十年祭を迎えるにあたり、神社の整備で支えていただいている方々の名前を残すため、記念碑を建立したいと宮司様からご相談をいただきました。お名前を彫刻される方の人数や、内容などから記念碑の大きさを決め、基礎工事を経て設置工事に入りました。

 

設置を終えたところです。横幅3m、高さ1.5m、石碑の部分だけで4トンを超える大きな記念碑です。工事の際は、ラフタークレーンという大型のクレーンを使用して、慎重に行いました。設置後は、周りをきれいにして作業を終えます。

 

300名を超える方々のお名前を彫刻した記念碑です。茨城県産のやさと御影を使用しました。これだけの大きな石は、石によっては取ること自体も難しいですし、さらに色合いがよくキズや模様の入っていない記念碑に使用できるくらい良い状態のものとなると、準備するのはかなり難しくなります。

文字の原稿は原寸大でお作りして、宮司様にも確認していただきました。途中順序の入れ替えなどもあったので、今回一番気を遣ったところです。実は、以前記念碑を作られた時、追加でお名前彫刻したこともあったそうなので、完成後もお名前が追加できるようにスペースを確保できるレイアウトにしました。

 

完成後、皆様にお披露目することになり、お声かけいただいてお邪魔しました。

 

世話人の方などがテープカットをされて、滞りなくお披露目が終わりました。途中、急に宮司様からひとこと挨拶をと言われ、知っている方もいるとはいえ、改まった場で話すのが苦手な私は顔を真っ赤にしながら、なんとかご挨拶させていただきました^^;

 

参加された皆様も、立派なものができたととても喜んでくださっていました。このたびは、大切な記念碑の建立にあたり、当社にお声かけいただきましてありがとうございました。また何か皆様のお役に立てることがあれば、お気軽にお声かけくださいませ。

今回は、代々木八幡宮様の八百十年祭記念碑をご紹介しました。鎌倉時代からの長い歴史のある神社様の、これからも代々末永く残る記念碑製作に携わることができ、とても光栄に思いました。同時に、本音を言うと、「ホッとした」というのが正直なところです。文字彫刻のことにしてもとても神経を使う作業だったので、工事を終えるまでは何をしていてもずっと頭の片隅に残っているような感覚でした。無事にお披露目も終えて喜んでいただいたので、これからは美味しいお酒が飲めそうです^^